習作:クラウザー

 避けて通れぬ、クラウザー。でも、ギー様の7、8歳年下には思えんね。もう少しがんばります。おひげさんは本当苦手なんです。多分、ギース・ハワードにこんなヒゲがあったら…。……わかんない(笑)。長髪男嫌いだったのに、テリーにハマって払拭したからなー。

 閑話休題。そんなわけで、練習をしました。個人的に、クラウザーの視線は、背の高さとかもあるんですが、必ず下向きに。彼の育てられた環境、そのままって目線が宜しいかと。

 ギースの考察重ねていくと、思わずこの人との違いを考察せずにはいられないのですが、やっぱり、最初っから王者の椅子を与えられていたクラウザーってのは、その地位を守るということに意識がむいてしまって、自己を高める、という方向にはなかなか向かないのかな、と。

 ガロ2カレンダーで、オフィ絵師の白井さんが描かれていたイラストに、なんか貴族っぽい女性とワイン片手にオペラだかオーケストラだか鑑賞しているクラウザーがいましたが、結構イメージ的にはドンピシャという気がします。

 ギースとクラウザーの関係は、ちょっと微妙で、ギース側から見ると「自分をどん底におとしめた憎い相手」ってのが大まかな印象かと。クラウザー側から見ると、純粋に「兄弟喧嘩(含ひがみ)」って感じがします。

 クラウザーはどっちかというと、精神的には未熟なんじゃないかな。未成熟でもコドモでもなく、未熟。鍛え方がたんないの。ちなみに、三十代前半のギース様は、一部精神的に未成熟でコドモです(笑)。私の中ではね。…今もカ? ビリーは鍛錬された鋼。でも大人ではない。なんなんだか。

 父親とか、母親とか、その彼らの顔をずっとずっと心の奥に引っ掛けたまんま、王者の椅子に身を預け、孤独だ孤独だって心の中で呟いている。そんな印象もあったりなかったり。

 でも、なんつーか、こう…もうちょっと精神的に「成熟した男性」ってところがあれば、彼が一番「マリアさんみたいな嫁さん」貰える確率は高いと思うんですがなー。どーかなー(笑)。

 あぁ、ちなみに勝手な見解ですが、ルドルフさんはA型で、マリアさんはB型というのが最近マイブーム(?)なのですが。いかがなものか。


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